お笑い芸人になるための道すじ

強い気持ちをもつ

 

 

ここまで「お笑い芸人になるための道すじ」ということで方法を書いてきましたが、何しろ特殊な職業です。やはりまずは、事務所に所属することがお勧めとなるでしょう。

 

 

事務所に所属するには能力が求められます。お笑い芸人になるには最低限持ってなければならない能力ですが、一番ポイントになるのは、「空気が読めるか」でしょう。お笑いの舞台では、その日の客層、空気感(雰囲気)で、何がウケるか、何がウケないか、というのが変わってきます。劇場ライブでは、客層に合わせてどのネタをやるかを考えるわけで、そうした空気を読む能力です。

 

 

どんなにウケる面白いネタであったとしても、その日にウケなければダメなのです。特にバラエティ番組などでは、瞬時にその空気を察知して機転を利かすことが求められます。その瞬間ごとに盛り上げることが求められます。

 

 

そして「ハングリー精神」です。そもそも若手の頃は食えない職業で、ライブに出てもギャラが僅か数百円ということも当たり前です。そんな厳しい中で、将来は絶対人気者になるんだという強い気持ちが必要になってきます。

 

 

目立ちたい、お金持ちになりたい、モテたいなど目的は何でもいいのです。自分が売れるまで諦めずに頑張れることが必要になってきます。笑いをとるためなら何でもするのがお笑い芸人の真骨頂です。

 

 

バラエティ番組ではよくありますが、相当危ないことでもお笑い芸人は何でもやってのけます。痛い、怖い、熱い、どんなものに恐れず立ち向かっていくことが必要になってきます。強い気持ちをもって夢をつかんでください。