お笑い芸人になるための道すじ

お笑い芸人の養成所

 

 

少し具体的にしていきましょう。お笑い芸人の仕事内容は、「とにかく、お客様を笑わす、喜ばす」ということです。なにしろ「笑い」が職業なのですから、笑わせなければ全く意味がありません。

 

 

テレビでお笑い芸人を見ていて気がつくと思いますが、番組の中で何らかのキャラクター、役回りを演じているということが多くなっています。番組の構成上、非常に重要なことです。更に実力を発揮できれば、冠番組を持って、そのトーク力だけで勝負するということも可能になってきます。

 

 

当然ですが、トークで人を回せるようになるためには相当な実力、知名度も求められます。いずれにしても、下積みとして様々な番組に出て面白いと思ってもらうことが重要です。

 

 

さて、お笑い芸人になるにはどんな方法があるのでしょうか。具体的には4つの方法が考えられます。まずは養成所に入ることでしょう。お笑い芸人の養成所は、事務所が運営しています。

 

 

お笑いを目指す人に有名なのは、NSC(吉本総合芸能学院)でしょう。吉本興業が運営していますが、こうした養成所のメリットは、お笑いの活動を共にしていく相方を見つけることが出来る点があります。ピン芸人や漫談師は違いますが、漫才をやるにもコントをやるにも相方が必要です。人気のダウンタウンも元々は漫才師でした。人気司会者の有吉弘行も以前は相方がいました。

 

 

また、養成所を卒業し、オーディションを経て、そのまま事務所に所属というケースも多くあります。一般的な養成所の費用は年間で約50万円です。